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『ノッティングヒルの恋人』(原題:Notting Hill)は、1999年5月13日にアメリカで公開されたロマンティックコメディです(イギリスでは5月21日、日本では9月4日に公開)。監督はロジャー・ミッシェル、脚本はリチャード・カーティス、上映時間は123分。ロンドン西部のノッティング・ヒルを舞台に、ハリウッド女優と冴えない書店店主という身分違いの恋を描いた作品です。この記事では、まずネタバレなしで作品の魅力を紹介し、そのあとにネタバレを含む感想・考察に入ります。先に正直に告白しておくと、僕はこの映画を観てから「ロンドンに住みたい」と本気で思うようになりました。その理由も含めてじっくり語っていきます。
感想

ラブコメはあまり好きではないのですが、ノッティングヒルの恋人はとても面白くてお気に入りの映画のひとつです。
まず、メインとなる俳優女優がかっこいい可愛いのがポイントですよね。
ジュリア・ロバーツはこれでもかってくらい美人です。
陽気で幸福感あふれる音楽ラブコメディとしては『マンマ・ミーア!』もぜひ。『マンマ・ミーア!』のレビュー記事もあわせてどうぞ。
そして、ヒュー・グラントは映画の中では冴えない男役なのですが「冴えない男でこんなかっこいいやつはいないぞ!」と思ってしまいます。
ただ、どことなく冴えない男という雰囲気も漂わせているから凄いですよね。
お気に入りの映画となった理由の一つとして、全体的にすっきりしているところですね。
よくあるドロドロしためんどくさいのがこの映画にはないので幸せですね。
映画を見ていてイライラすることがないのが最高です。
ハリウッド女優と本屋の店主というありえない設定なのですが、どこか現実味のある二人を描いていて、視聴者に親近感を抱かせるのに成功している作品だと思います。
また、ハリウッド女優の役を演じる本物のハリウッド女優であるジュリア・ロバーツのユーモア溢れる作中でのジョークも面白かったです。
ロンドンに住みたくなった理由
実は、この映画のいちばんの主役は俳優でも女優でもなく、ノッティング・ヒルという街そのものだと僕は思っています。
劇中に登場するポートベロー・マーケットの雑多で活気のある雰囲気や、パステルカラーの家々が並ぶ通りの風景は、観ているだけでその場の空気を吸い込みたくなるような説得力があります。
ウィリアムの自宅として登場する青いドアの玄関も印象的で、なんてことのない住宅街の一角を一気に絵になる風景に変えていて、実際にロンドンへ行ったらこの目で見てみたいと思わせてくれます。
この映画を観て以来、僕はロンドンに住んでみたいと本気で思うようになりました。派手な観光名所ではなく、生活の匂いがする住宅街の路地にこれほど憧れさせてくれる映画は、なかなかないと思います。
ハリウッド女優と本屋の店主という現実離れした設定なのに、舞台がノッティング・ヒルという生活感のある街だからこそ、二人の恋にちゃんと地に足のついたリアリティが宿っているのだと思います。
音楽も良い
映画の中で流れる音楽もお洒落で好きです。
一番お洒落なのは、エルヴィス・コステロの「She」ですかね。
女の子とデートするときに流すとちょっとやりすぎ感がでるほど空間が一気にお洒落になります。
ノッティングヒルの恋人のサウンドトラックはおすすめです。
音楽と恋愛が印象的に絡み合う作品としては『四月になれば彼女は』も見応えがあります。『四月になれば彼女は』のレビュー記事もどうぞ。
ちなみにこの「She」、エルヴィス・コステロのオリジナル曲だと思い込んでいたのですが、実はシャルル・アズナヴールが1974年に発表した曲のカバーなんですよね。切なさと上品さを兼ね備えたメロディが、ノッティング・ヒルの街並みとセットで記憶に残ります。
あらすじ
ロンドンの西部にあるノッティングヒルという街でジュリア・ロバーツが演じるハリウッド女優とヒュー・グラントが演じる冴えない本屋の店主の恋を描くラブストーリー。
ノッティングヒルの恋人より
映画情報
| 邦題 | ノッティングヒルの恋人 |
| 原題 | Notting Hill |
| 公開日 | 1999/9/4 |
| 公開国 | アメリカ |
| ジャンル | 恋愛 |
| 上映時間 | 123分 |
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キャスト
監督:ロジャー・ミッシェル
ロンドンの生活感ある街並みを、観光地然とした派手さではなく、日常の空気感のままフィルムに閉じ込めるような抑制の効いた演出が持ち味の監督です。声高な演出をせず、俳優の芝居と街の空気そのもので魅せる作り方が、この映画の「住みたくなる」説得力を支えていると思います。
脚本:リチャード・カーティス
身分違いの恋というありがちな題材を、下品にならない上品なユーモアで包みながら描く手腕はさすがです。派手などんでん返しに頼らず、会話の間や登場人物同士の温度差でクスッと笑わせる脚本は、観ていて終始心地よく、イライラする場面がほとんどないのもこの人の脚本の力だと思います。
女優:ジュリア・ロバーツ

ジュリア・ロバーツはハリウッド女優として有名ですよね。
みなさんもどれかの映画で一度は見たことがあるかと思います。
美人ですよね。
ノッティングヒルの恋人のときは30代のようで全盛期ですね。
50代となったいまでも美人だからすごい。
ジュリア・ロバーツが出演している他の作品
ワンダー君は太陽
マイベストフレンド
オーシャンズイレブン
オーシャンズトゥエルブ
プリティウーマン
俳優:ヒュー・グラント(役名:ウィリアム・タッカー)

ヒュー・グラントはこの作品で知りました。
意外とその他の作品にも出演していて驚きましたw
ただ、けっこう日本ではマイナーな映画が多いみたいです。
ヒュー・グラントが出演している他の作品
コードネーム
ラブソングができるまで
リス・エヴァンス
ジーナ・マッキー
ティム・マキナニー
⚠️ ここからネタバレを含みます。あらすじや結末に触れる内容ですので、未鑑賞の方はご注意ください。
ネタバレあり感想・考察
印象的だったシーン
いちばん記憶に残っているのは、ウィリアムがアナとの関係に区切りをつけたあと、ポートベロー・マーケットをひとりで歩き抜けるシーンです。夏から冬へと季節が移り変わっていく様子を静かな編集でつないでいて、セリフがほとんどなくても、時間の重さと喪失感がじわじわ伝わってきます。派手な演出をしない代わりに「街の時間経過」そのもので心情を語る、この映画らしい名シーンだと思います。
もうひとつ忘れられないのが、記者会見の場でアナがウィリアムに気持ちを伝えようとする場面です。ハリウッド女優としての虚飾を脱ぎ捨てて、ただの一人の女の子として想いを伝えようとする姿には、身分違いの恋という王道の設定を最後まで裏切らずに着地させる脚本の丁寧さを感じました。
キャラクターについて
ウィリアムは、決してかっこよく振る舞おうとしないところが好きです。冴えない、失敗する、動揺を隠せない——それでも誠実であろうとする姿勢が一貫していて、ヒュー・グラントの持つ育ちの良さそうな佇まいとのギャップがちょうどいい塩梅で効いています。
アナは、ハリウッド女優という誰もが羨む立場にいながら、実は誰よりも自分の人生を自由に選べない孤独を抱えたキャラクターとして描かれています。本物のハリウッド女優であるジュリア・ロバーツが演じることで説得力が増しているのはすでに書いたとおりですが、単なる「高嶺の花」では終わらない厚みを感じました。
良かった点・気になった点
良かった点は、身分違いの恋というベタな題材を、ノッティング・ヒルという生活感のある舞台とリチャード・カーティスの上品なユーモアで最後まで飽きさせずに見せきったことです。ドロドロした修羅場がほとんどなく、安心して見ていられるのも大きな魅力です。
気になった点をあえて挙げるなら、ウィリアムの友人たちのエピソードがやや駆け足気味で、もう少し掘り下げても良かったのではという印象は残ります。とはいえ、それが物語全体のテンポの良さにもつながっているので、大きな欠点とは感じませんでした。
総評・一言まとめ
総評として、この映画は「恋愛映画としての完成度」と「ロンドンという街の魅力」を両方同時に味わえる、僕にとって特別な一本です。ラブコメが得意ではない僕がここまで繰り返し観てしまうのは、ノッティング・ヒルの街並みとリチャード・カーティスの脚本の品の良さがあってこそだと思います。5点満点で5点をつけているのは、恋愛映画としての満足度だけでなく、「この街に住みたい」と思わせるだけの説得力があるからです。
【まとめ】ラブコメとして最高の映画かも!
総合評価は5点中5点です。ラブコメとしての完成度の高さはもちろんですが、それ以上に「この映画をきっかけにロンドン、そしてノッティング・ヒルに住んでみたいと思うようになった」という体験そのものが、この映画の一番の価値だと思っています。
あまりラブコメが好きじゃない僕の意見なので、そんなにあてにならないかもしれませんが、ラブコメみたいなっていう方にはおすすめの映画です。
映画を見終わった後、ハッピーな気持ちになります。
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この記事のまとめ
- ✓ 評価は5点満点、ラブコメとしての完成度の高さが魅力
- ✓ 鑑賞後にノッティング・ヒルに住んでみたくなった体験が一番の価値
- ✓ U-NEXTの31日間無料トライアルで視聴できる作品