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【5点中4点】映画「長いお別れ」のネタバレあり感想|認知症になると長い時間をかけてお別れが始まっている【2019年】

更新日:

こんにちは、えぞえ(@soichiezoe)です。

映画「長いお別れ」を見た個人的な感想です。

2016年に公開された「湯を沸かすほどの熱い愛」がとても良かったので、同じ監督の作品である「長いお別れ」も楽しみにしていました。

認知症がテーマとなっていて、長い時間をかけてお別れをしていくのがとても切なかったです。

実際の認知症はもっと酷いから、映画の中ではわりと美化されているなーとは思いました。

「湯を沸かすほどの熱い愛」を超えることはできませんでしたねー。

自殺してしまった竹内結子が出演しているのがまた悲しくなりました。

本作品の中での演技は、実はプライベートでも影響していたのじゃないかとか色々想像してしまいました。

ダークナイトのジョーカー役をやったヒースレジャーとはまた違う自殺の仕方だったから余計に悲しいですね。

えぞえ
えぞえ
認知症は身近なテーマで考えさせられました

ネタバレなし感想

全体の雰囲気・テイスト

「長いお別れ」は、認知症になった父・昇平と、それを見守る妻・曜子、次女・芙美、長女・麻里の家族が、10年という長い歳月をかけて父とのお別れを重ねていく物語です。テーマ自体は重いのですが、湿っぽくなりすぎないユーモアがところどころに挟まれていて、最後まで肩の力を抜いて見られる空気感でした。

見どころ・おすすめポイント

見どころは、家族それぞれの生活の変化と、少しずつ言葉や記憶を失っていく父の姿を、悲しいだけでなく温かい瞬間としても描いているところです。派手な演出はほとんどなく、日常の中の小さなやり取りを積み重ねていく脚本なので、家族ものが好きな人ほど刺さる作品だと思います。

こんな人におすすめ/おすすめしない人

家族との時間について考えたい人や、じんわり涙腺が緩む映画が好きな人にはおすすめです。逆に、テンポの速い展開や派手などんでん返しを求めている人には、静かすぎると感じるかもしれません。

評価

個人的な評価は5点中4点です。同じ中野量太監督の「湯を沸かすほどの熱い愛」と比べるとインパクトはやや控えめでしたが、家族の10年間を丁寧に見せる構成力は十分に見応えがありました。

「長いお別れ」を見た感想

⚠️ ここからネタバレを含みます。未鑑賞の方はご注意ください。

映画「長いお別れ」

認知症のお父さんが傘を3本持って遊園地に迎えにいくシーンは泣けた

映画のポスターにもあるのですが、山崎努さんが持っている傘は娘二人とお母さんを遊園地まで迎えにいくために持ってきたものでした。

お父さんは家でお留守番していて、お母さんと娘二人の3人で遊園地に行っていました。

そこで、雨が降ってきたので、お父さんが傘を持っていったことが昔あったんですね。

認知症になると、直近のことから忘れて行って、過去のことを覚えているのが特徴ですよ。

うちのばあちゃんも昔の話を何回も聞かせてくれます。

冒頭の遊園地をふらついているシーンからの、遊園地に来ていた理由がわかったときにはポロっと泣いてしまいました。

えぞえ
えぞえ
お父さんの何も言わない優しさに弱いです

変わりゆく姿に胸がぎゅっと苦しくなる

山崎努さんが演じるお父さんが認知症になってしまうのですが、それを傍で見守っているのが松原智恵子さんが演じるお母さんなのですが、お母さんも次第に年老いていく姿に胸がぎゅっと苦しくなりました。

今いる周りの人たちも、今は当たり前のようにいるのですが、時間が経つとどんどん老いていってしまうのを実感しました。

これ見てから実家にはなるべく帰って元気な姿を見せておこうと思いました。

逆もしかり。

えぞえ
えぞえ
時間が経つのはあっという間なんですね

竹内結子さんのコメディシーンも面白い

旦那の仕事の関係でアメリカに住んでいる姉を演じていました。

息子がぐれてしまうというよくある設定でしたね。

その要因としては、夫婦関係が良好じゃないことがよくあること。

先生の前で旦那とキスするシーンは、これまでの旦那への不満が急に我慢できなくなり先生からの質問で爆発してしまったのでしょうね。

先生のように「わおぉ~」っとフフフと軽く笑えました。

素晴らしい役者さんだったのに残念ですね。

あまり意識してみたことなかったが、これまでの作品を見てみようかなと思いました。

えぞえ
えぞえ
けっこう見たい映画に出演しているみたいや

キャラクターについて

家族それぞれの立ち位置がしっかり描き分けられているのも印象的でした。認知症になっても家族思いであり続ける昇平、その隣で誰よりも早く変化を受け止めていく曜子、夢と現実の間で揺れる次女・芙美、アメリカ生活に馴染めず苦しむ長女・麻里。4人がそれぞれ違う形で昇平と向き合っていく様子が、家族という関係の複雑さをちゃんと見せてくれていると思いました。

特に麻里は、アメリカでの生活と息子の反抗期という自分自身の問題を抱えながら日本の父とも向き合わなければいけない立場で、家族の中でも一番板挟みになっているキャラクターだと感じました。

良かった点・気になった点

良かった点は、認知症というテーマを深刻に描きすぎず、家族の日常の延長線上として見せてくれたところです。傘のシーンのように、認知症になる前の父の優しさが後になって効いてくる構成は、脚本の丁寧さを感じました。

気になった点としては、冒頭にも書いたとおり、実際の介護の大変さに比べるとやや美化されている印象があることです。あくまで個人の感覚ですが、もう少し家族の負担や葛藤の部分にまで踏み込んでもよかったのではと思いました。

総評・一言まとめ

「長いお別れ」という原題は、認知症を英語で「Long Goodbye(ロング・グッバイ)」と呼ぶことに由来していて、一気にではなく少しずつお別れをしていくという意味が込められているそうです。実際に見終えてみると、10年という時間の中で家族がゆっくり昇平を見送っていく過程そのものが、このタイトルの意味を体現していると感じました。

■ ここがポイント

「長いお別れ」は認知症を意味する英語表現「Long Goodbye」がタイトルの由来。一気に別れるのではなく、10年かけて少しずつお別れをしていく家族の姿こそがこの映画の核心です。

「長いお別れ」のTwitterでの感想

#長いお別れ

あらすじ

父、昇平(山崎努)の70歳の誕生日会。久しぶりに集まった娘たちに母:曜子(松原智恵子)から告げられたのは、中学校校長も務めた厳格な父が認知症になったという事実だった。夢も恋愛もうまくいかず、思い悩んでいる次女:芙美(蒼井優)と、夫の転勤で息子とアメリカに移り住み、慣れない生活に戸惑っている長女:麻里(竹内結子)は、父が巻き起こす思いもよらない出来事の連続に驚きながらも、変わらない愛情に触れ、少しずつ前に進んでいく。ゆっくり記憶を失っていく父との7年間の末に、家族が選んだ新しい未来とは―。

引用:映画「長いお別れ」より

映画情報

邦題長いお別れ
上映日2019/5/31
作成国日本
上映時間127分

キャスト

監督:中野 量太

関連作品
  • 浅田家!
  • 湯を沸かすほどの熱い愛
  • 緊急事態宣言

脚本

中野 量太

大野 敏哉

キャスト

蒼井優

関連作品
  • 海獣の子供
  • るろうに剣心
  • ペンギン・ハイウェイ

竹内結子

2020年9月に自殺してしまった女優さん

改めて見ると美人やな。どうしてしまったんやろうか。

関連作品
  • コンフィデンスマンJP
  • クリーピー偽りの隣人
  • 残穢 住んではいけない部屋
  • はやぶさ/HAYABUSA

山崎努

関連作品
  • 殿、利息でござる
  • おくりびと
  • 神さまの言うとおり

「長いお別れ」の感想まとめ

認知症になる可能性はだれにでもありますよね。

そもそも病気になる可能性が誰にでもありますからね。

今、健康に生きていることに幸せを感じながら生きていきたいと思います。

死にたくなっても死なない理由なんていくらでも見つけられるのかなと。

追い詰められてらそうもいかないのかな。

悲しいときには悲しい音楽とか悲しい映画を見ると、共感できて気が晴れたりするらしいですからね。

そんなときはどっちかというと長いお別れより湯を沸かすほどの熱い愛のほうを見てほしいですね。

長いお別れはU-NEXTで見れます。

ちなみに、湯を沸かすほどの熱い愛はネットフリックスで見れます。

えぞえ
えぞえ
VODさ、一個に集約してくれよぉお

この記事のまとめ

  • 認知症の父を10年かけて見送る家族の物語
  • 傘のシーンなど、過去の優しさが後から効いてくる脚本が丁寧
  • 個人的評価は5点中4点、家族との時間を考えたい人におすすめ




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