映画「天使と悪魔」を見た個人的な感想です。
感想
ダ・ヴィンチ・コードのシリーズの2作目らしい。
どうりでトムハンクスの役の設定が似ていると思った。
ダ・ヴィンチ・コードが2006年の映画で、天使と悪魔が2009年の映画でした。
トムハンクスが学者として、キリスト教を元にした謎を解決していくサスペンス映画としてなかなか面白い映画でした。
犯人はどうせこいつが犯人なんやろうなと思っていたらまさかの大当たりでした。
まだ見たことない人は犯人が誰だか予想しながら見てみてください。
宗教と科学の矛盾について言及されていて面白い
世界史の知識あまりないので間違えている可能性大なのですが、キリスト教は民を治めるために作られて宗教なのかなと。
ヨーロッパ諸国で戦争が続いていて各王国が争っていた。
ローマ帝国が覇権を握ったときにトップに立ったのが教皇なのかな。
国を治めるのに教皇と国王の権力争いが始まった。
教皇は国民が暴動を起こさないようにキリスト教を用いていた。
その中には天動説が説かれていて、地球を中心に天体が回っているという考え方。
しかし、科学が進化してガリレオが地動説を説きますが、それはキリスト教にとってはこれまでの教えが誤っていることになり、国民から嘘つき呼ばわりされてしまいます。
それを防ぎたかったキリスト教はガリレオの説をもみ消そうとします。
今となっては地動説が当たり前ですよね。
キリスト教は2000年前に作られたその当時の考え方のままで、科学はどんどん新しいことがわかるようになってきています。
そんな宗教と科学の矛盾についてはみんなわかっているけれども、わからないまま信仰している人が多いのでしょうね。
アインシュタインの言葉も面白いですよね。
「宗教なき科学は不完全であり,科学なき宗教は欠陥がある」
教皇と国王の争いはワンピースの元ネタだよね?
大人気漫画のワンピースはフランス革命がモチーフになっているとよく言われています。
ローマ帝国からの教皇と国王の主権の争いはワンピースにおいて、世界政府とDの一族との争いにそっくりだなーと思っています。
空白の100年とか、空の玉座とかよく似たワードが出てくるから面白いです。
やりすぎ都市伝説の話とかともリンクしてくるので、この辺の知識をちゃんと勉強しても面白いなと思っています。
犯人は「やっぱりお前か〜いw」となるのはサスペンスの見過ぎ説
正直なところ、最後まで犯人は誰かわかっていませんでしたwww
プーチンに似たイルミナティのおっさんだと思ってました。
でも、教皇が毒殺されたっていう話から死体を確認するシーンで「うわ、こいつが犯人ぽい」と思いました。
まあ、だから最後に「やっぱりお前か〜いw」となりました。
一番得する人が誰かを考えたらわかりますね。
そしてそうなるようにシナリオを作れるのもまた凄い。
監視カメラって大事ですね。
あらすじ
教皇が死んで新しい教皇を選ぶコンクラーベという儀式が行われていたカトリック教会の総本山ヴァチカンで、新しい教皇の候補者である枢機卿たちが誘拐される事件が発生します。
ヴァチカンの依頼で調査を開始するのは宗教象徴学者のロバート・ラングドン教授です。
カトリック教会に迫害された科学者たちが創設したという秘密結社イルミナティが再び現代に姿を現したのではないかと推理します。
犯人はスイスの研究所から恐るべき破壊力のある反物質を盗み出し、ヴァチカンの破壊を企てます。
ラングドン教授は、スイスの研究所の科学者ヴィットリアと協力して、謎に包まれた事件を解決していきます。
引用:映画「天使と悪魔」より
映画情報
邦題 | 天使と悪魔 |
原題 | Angels & Demons |
上映日 | 2009/5/15 |
作成国 | アメリカ |
ジャンル | ミステリー |
上映時間 | 138分 |
キャスト
監督
ロン・ハワード
脚本
デヴィット・コープ
アキヴァ・ゴールズマン
トム・ハンクス
アイェレット・ゾラー
ユアン・マクレガー
ステラン・スカルスガルド
【まとめ】サスペンスとして面白い!
カトリックの宗教的な話が出てくるので難しいかなと思われがちですが、そんなに背景を知らなくてもトムハンクスが説明してくれるので、なるほどって思いながら楽しむことができます。
ヴァチカンの街並みがお洒落なのでその辺も楽しめます。
ユーネクストで見れるので気になった方はぜひ見てみてください。