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レオナルド・ディカプリオの出演作品を片っ端から観ている今日この頃です。
NETFLIXとU-NEXTで観れる中で一番古いのがギルバート・グレイプでした。
この時のレオ様はなんと19歳!
19歳にして本物の知的障害者のような演技ができるレオ様天才じゃね?
まじで凄い。
そして、主演はジョニー・デップでした。
エンドロール観たときにびっくり仰天しましたw
昔はこんな顔だったのですね。
この記事では、まずネタバレなしの感想と見どころをお届けし、「⚠️ ここからネタバレを含みます」という一文からネタバレありの感想・考察に入ります。評価は5点満点中5点。未鑑賞の方は、その手前まで読んでいただければネタバレなしで楽しめる内容にしています。
作品情報

| 邦題 | ギルバート・グレイプ |
| 原題 | What's Eating Gilbert Grape |
| 上映日 | 1994/8/20 |
| 作成国 | アメリカ |
| ジャンル | ヒューマンドラマ |
| 上映時間 | 118分 |
| 評価 | 5点中5点 |
あらすじ
アイオワ州エンドーラで生まれて24年、この退屈な町を出たことがない青年ギルバートは、知的障害を持つ弟アーニー、過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見ている。
毎日を生きるだけで精一杯のギルバートの前に、ある日トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女ベッキーが現れる。
ベッキーの出現によりギルバートの疲弊した心にも少しずつ変化が起こっていく。
キャスト
監督:ラッセ・ハルストレム

脚本:ピーター・ヘッジズ

出演者
出演者情報は「俳優(役名)」の順番で記載しています。
ジョニー・デップ(ギルバート・グレイプ)

ジョニー・デップ が出演している他の映画
- パイレーツオブカリビアン
- ツーリスト
- チャーリーとチョコレート工場
ジュリエット・ルイス(ベッキー)

ジュリエット・ルイス が出演している他の映画
- バスケットボール・ダイアリーズ
- ローラーガールズ・ダイアリー
- デューデート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜
レオナルド・ディカプリオ(アーニー・グレイプ)

レオナルド・ディカプリオ が出演している他の映画
- ウルフオブウォールストリート
- 華麗なるギャッツビー
- インセプション
ディカプリオはこの知的障害のあるアーニー役の演技で、第66回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされています。19歳という年齢でこの難役を違和感なく演じ切ったことが高く評価されての結果です。
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ネタバレなし感想
全体の雰囲気・テイスト
舞台はアイオワ州の小さな町エンドーラ。大きな事件なんて起きそうにない、のどかを通り越してどこか閉塞感すら漂う田舎町です。画面のトーンも終始落ち着いていて、派手な演出や盛り上げるための音楽で押してくる映画ではありません。むしろ、日常の中に沈み込んでいくギルバートの心情に寄り添うように、カメラは静かに人物を追い続けます。それでいて観終わったあとに残るのは、不思議な解放感。閉じた町の息苦しさと、そこから吹き抜けていく風のような感覚が同居している、そんな一本です。
見どころ・おすすめポイント
見どころは何と言っても、知的障害のある弟アーニーを演じたレオナルド・ディカプリオの演技です。視線の泳がせ方、口の開け方、体の揺らし方に至るまで、細部の作り込みが徹底していて、演技をしているというより本当にそこにアーニーという人間が存在しているかのような説得力があります。派手な演出や涙を誘う音楽に頼らず、表情と身体の芝居だけで見せてくるので、演技そのものを楽しむ映画としても非常に見応えがあります。ギルバートを演じるジョニー・デップも、家族のために自分を押し殺して生きる青年の抑えた芝居がうまく、この二人の対比がこの映画の骨格を作っています。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
家族への責任と自分自身の人生の間で揺れた経験がある人、静かな人間ドラマをじっくり味わいたい人には強くおすすめできます。ディカプリオの出演作を順番に観ている人にとっても、彼の原点を知る意味で欠かせない一本です。一方で、テンポの速い展開や大きな事件を求める人には物足りなく感じられるかもしれません。派手さのない映画ですが、その分だけ登場人物一人ひとりの人生がじっくりと描かれています。
評価
評価は5点満点中5点としました。理由はシンプルで、ディカプリオの演技、家族への責任と自分の人生の間で揺れるギルバートの葛藤が持つ普遍性、そして静かな田舎町から生まれる閉塞感と解放感、そのすべてが高い水準でそろっているからです。派手さはなくても、観たあとに心に何かが残る映画だと思います。
⚠️ ここからネタバレを含みます。未鑑賞の方はご注意ください。
ネタバレあり感想・考察
印象的だったシーン
物語の終盤に訪れる、家族をめぐる大きな出来事は、それまで静かに進んできたこの映画の中でもっとも感情が振り切れる瞬間です。長年、母親と弟妹たちのために自分の人生を後回しにしてきたギルバートが、抑え込んできた感情を初めて表に出す場面には、それまでの淡々とした芝居との落差もあって強く胸を打たれました。そのあと、ギルバートとアーニーが新しい一歩を踏み出していく描写は、閉塞していた町から解き放たれるような清々しさがあり、冒頭から漂っていた息苦しさとの対比が見事に効いています。
キャラクターについて
ギルバートというキャラクターの魅力は、聖人君子ではないところにあります。家族のために自分を犠牲にしながらも、時に本音を漏らし、苛立ちをぶつけてしまう弱さを持った青年として描かれているからこそ、多くの観客が自分自身と重ねて観ることができるのだと思います。弟アーニーは、知的障害を持ちながらもこの町での日々を純粋に楽しんでいる存在として描かれ、彼の無邪気さがギルバートにとっての重荷であると同時に、彼を支える理由にもなっているという二面性が丁寧に表現されています。放浪の少女ベッキーは、この閉じた町に外の空気を持ち込む存在で、彼女とギルバートの関係が深まるにつれて、彼が少しずつ自分の感情を取り戻していく過程が丁寧に描かれます。
良かった点・気になった点
良かった点は、繰り返しになりますがディカプリオの演技と、ギルバートの葛藤が持つ普遍性です。家族への責任と自分自身の人生、そのどちらも簡単には手放せないという感覚は、境遇こそ違えど多くの人が共感できるテーマだと思います。気になった点を挙げるとすれば、物語全体が非常に静かなテンポで進むため、テンポの良い展開に慣れていると序盤は単調に感じられる可能性がある点です。ただし、その静けさこそがラストの解放感を際立たせるための布石になっているので、最後まで観てから振り返ると、この静かなテンポ自体が計算された構成だったと気づかされます。
総評・一言まとめ
総評として、『ギルバート・グレイプ』は派手さこそないものの、家族への責任と自分の人生の間で揺れる誰もが抱えうる普遍的な葛藤を、若きレオナルド・ディカプリオの驚異的な演技を軸に丁寧に描き切った作品です。この演技だけでも観る価値がありますし、静かな田舎町から生まれる閉塞と解放の対比も含めて、観終わったあとに温かい余韻が残ります。評価は変わらず5点満点中5点。ディカプリオの原点を知りたい人はもちろん、家族と自分自身の間で揺れた経験がある人にこそ観てほしい一本です。
音楽
公式のやつはなかったですね。
テーマ曲
ほのぼのとした良い曲ですね。
まとめ
『ギルバート・グレイプ』は、家族への責任と自分自身の人生の間で揺れる普遍的な葛藤を、静かなアイオワの田舎町を舞台に丁寧に描いた作品です。何より、知的障害のあるアーニーを演じた19歳のディカプリオの演技は、この映画を象徴する最大の見どころであり、彼のキャリアの原点として今観てもまったく色褪せません。評価はここまで書いてきた通り、5点満点中5点です。
DVDの映像特典ダイジェストらしい。
これみるとなおさらレオ様の凄さがわかるね。
レオ様好きは観ておきたい映画の一つです!
家族のために生きることと、自分自身の人生を生きること。その狭間で揺れた経験がある人ほど、この映画は静かに刺さってくると思います。まだ観たことがない人は、ぜひ一度腰を据えて観てみてください。
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この記事のまとめ
- ✓ 19歳のレオナルド・ディカプリオが演じるアーニーの演技は驚異的で、第66回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされている
- ✓ 家族への責任と自分自身の人生の間で揺れるギルバートの葛藤は、多くの人が共感できる普遍的なテーマ
- ✓ 静かなアイオワの田舎町が持つ閉塞感と解放感の対比が見事。評価は5点満点中5点