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【5点中5点】映画「トップガン マーヴェリック 」のネタバレあり感想【2022 年】

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えぞえ
えぞえ
2022年で一番よかった映画でした!

映画館で期待していた通りの大迫力の体験ができました!

大スクリーンの映画館で観ることができるこの時期に生きててよかったと、大袈裟ですが思いました。w

2022年5月27日(金)に公開されて、仕事終わりにレイトショーで観に行きました。

本作の前提となる1986年の『トップガン』を先に振り返りたい方は、『トップガン』のレビュー記事もどうぞ。

レイトショーで都内で観ると終電が無くて家に帰れなくなるのですが、それでも観に行きたい衝動がありました。

その日は、そのままサウナ付きのカプセルホテルに泊まりました。

そんな仕事終わりに観に行って大正解でした。

映画館で求めている映画を観ることができて大満足。

都内はIMAXの映画館があるのが強みですね。

最新の技術で撮られた映画は令和に相応しく、たくさんの映画がスマホの中で観れるようになった時代でも、映画館に足を運ぶ理由がそこにはありました。

隣の家を気にしなくていい大音量、多少首を横に回しても目の前に広がる大スクリーン、映画を観るために誰にも邪魔されない2時間、最高に幸せな時間でした。

前作『トップガン』の公開から36年。本作は日本でもアメリカと同日の2022年5月27日に公開された、監督ジョセフ・コシンスキーによる正真正銘の続編で、上映時間は131分です。前作については当ブログのレビュー記事でも触れているので、あわせて読んでいただけると当時からの変化がより伝わるはずです。この記事はまず未鑑賞の方向けのネタバレなし感想からスタートし、途中に置いた注意書きより先はネタバレありの考察に入ります。

作品情報

【5点中5点】映画「トップガン マーヴェリック 」のネタバレあり感想【2022 年】
邦題トップガン マーヴェリック
原題Top Gun: Maverick
上映日2022/5/27
作成国アメリカ
ジャンルアクション
上映時間131分
作品情報

あらすじ

アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。しかし彼らは、ベスト・オブ・ザ・ベストのエースパイロット達をもってしても絶対不可能な任務に直面していた。任務成功のため、最後の切り札として白羽の矢を立てられたのは、伝説のパイロット“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。記録的な成績を誇る、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格と、組織に縛られない振る舞いから、一向に昇進せず、現役であり続けるマーヴェリック。なぜ彼は、トップガンに戻り、新世代トップガンと共にこのミッションに命を懸けるのか?大空を駆け抜ける興奮、そして“胸熱”な感動がここに!スカイ・アクション最新作がついに公開!

filmarksより引用

キャスト

監督:ジョセフ・コシンスキー

脚本:アーレン・クルーガー、エリック・ウォーレン・シンガー、クリストファー・マッカリー

出演者

出演者情報は「俳優(役名)」の順番で記載しています。

トム・クルーズ(ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル海軍大佐)

36年前の前作から変わらずマーヴェリックを演じ続けるトム・クルーズ。伝説のテストパイロットという立場のまま、今作では教官として若手パイロットたちを指導する新たな一面を見せてくれます。

トム・クルーズ が出演している他の映画
  • ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年)
  • バリー・シール/アメリカをはめた男(2017年)
  • オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年)

ヴァル・キルマー(アイスマン)

前作からの盟友でありライバルでもあったアイスマンを、今作でも変わらぬ貫禄で演じているヴァル・キルマー。物語の中盤で実現するマーヴェリックとの再会シーンは、本作屈指の名場面として記憶に残りました。

ヴァル・キルマー が出演している他の映画
  • ジェイ&サイレント・ボブ リブートを阻止せよ!(2019年)
  • ソング・トゥ・ソング(2020年)
  • パロアルト・ストーリー(2015年)

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ネタバレなし感想

ここからはネタバレなしの感想です。ストーリーの核心には触れずに、映像・音響まわりの見どころだけをお伝えします。

F14の上からのアングルが個人的に最高にかっこよかった

物語の終盤で登場する意外性抜群のワンシーンなので詳細は伏せますが、F14の操縦席を上から捉えるアングルの映像がとにかく格好良かったです。実際にF/A-18Eスーパーホーネットへ役者たちを同乗させて撮影しているため、CGでは絶対に出せない本物の重力とGのかかり方が画面から伝わってきます。カメラは操縦席のすぐ外側・上方に据えられ、パイロットの表情と機体の傾き、雲の流れを同一フレームに収めることで、「操縦している人間の身体感覚」がそのまま観客にも伝染してくる撮り方になっていました。

■ ここがポイント

本作の飛行シーンはCG合成ではなく、実際のF/A-18Eスーパーホーネットに役者を同乗させて撮影されています。だからこそ画面越しでも伝わる本物の重力・Gのかかり方が、本作最大の映像的な見どころです。

コックピット内の映像が凄すぎる

戦闘機のコックピット内にカメラを設置して撮影された映像も本作の大きな見どころです。パイロットの顔にかかる圧、汗、視線の動きまでもが克明に映り込んでいて、まるで自分がその機体に同乗しているかのような没入感を味わえます。前作『トップガン』の時代にはなかった技術で、実機での撮影にこだわり抜いたからこそ生まれた説得力だと感じました。

CGに頼らない実写スタントへのこだわりという点では『マッドマックス:フュリオサ』も負けていません。『マッドマックス:フュリオサ』のレビュー記事もあわせてどうぞ。

ストーリー展開に無理があるのは目を瞑る

ならず者国家のウラン濃縮プラントを破壊するという任務設定自体はやや荒唐無稽で、細かいツッコミどころもあります。ですが、この映画が見せたいのは緻密な軍事的リアリズムではなく、パイロットたちの絆とアクションの快感です。多少の無理は目を瞑ってでも観る価値のある一本だと感じました。

こんな人におすすめ/おすすめしない人

前作『トップガン』を観たことがある人はもちろん、初見でも十分に楽しめる作りになっています。大迫力のフライトシーンを大画面・大音量で味わいたい人、王道の師弟ドラマや和解の物語が好きな人にはたまらない一本です。逆に、リアルな軍事描写や複雑などんでん返しを求める人には、良くも悪くも「王道すぎる」と感じられるかもしれません。

評価

結論から言うと、私はこの映画に5点満点中5点をつけました。理由はこの後のネタバレありパートで詳しく書きますが、映像体験としても物語としても、令和のこの時代に映画館へ足を運ぶ意味を教えてくれる一本でした。

⚠️ ここからネタバレを含みます。未鑑賞の方はご注意ください。

ネタバレあり感想

印象的だったシーン

最も印象的だったのは、終盤でマーヴェリックとルースターが敵地からの脱出中にF14トムキャットを奪って飛ぶシーンです。前作の主役機だったF14が、かつての相棒グースの息子ルースターとの絆を象徴する形でもう一度スクリーンに帰ってくる構成に、シリーズを追いかけてきたファンとしては涙腺が緩みました。さらに、病を患いながらも声を振り絞ってマーヴェリックに助言を送るアイスマン(ヴァル・キルマー)との再会シーンも、俳優本人の実際の闘病を重ね合わせるような演出になっていて、フィクションと現実が重なる稀有な場面になっていました。

キャラクターについて

今作の物語の軸になっているのは、マーヴェリックと、かつての相棒グースの息子ブラッドリー・“ルースター”・ブラッドショー(マイルズ・テラー)との確執です。父の死に関するわだかまりを抱えたまま教官と教え子として再会する二人の関係性が、任務の緊張感と並行してじっくり描かれていきます。ヒロインのペニー・ベンジャミン(ジェニファー・コネリー)も単なる恋愛要素にとどまらず、地に足のついた大人の関係として物語を支えていました。

良かった点・気になった点

良かった点は、なんといっても実機を使った空撮の説得力と、ルースターとの確執が和解へ向かう脚本の丁寧さです。気になった点を挙げるとすれば、敵国や作戦の詳細がかなり抽象化されている点で、そこにリアリズムを求める人には物足りなく感じられるかもしれません。ただ、それすらも「パイロットたちの物語に集中させるための意図的な省略」だと捉えれば、むしろ潔さとして評価できると思います。

総評・一言まとめ

総評として、『トップガン マーヴェリック』は満点をつけるにふさわしい完璧な続編だったと思います。CGに頼らず実際のF/A-18Eスーパーホーネットで撮影された空の重力感、36年越しに帰ってきたグースの息子ルースターとの確執と和解、アイスマンとの再会という、往年のファンへのご褒美と新規の観客への入り口を両立させたバランス感覚。世界興行収入は約14.9億ドル、日本国内でも137.1億円を記録し、第95回アカデミー賞では音響賞を受賞(6部門ノミネート)するなど、興行的にも作品としても文句なしの結果を残しました。何十年も前の名作の続編を作る「レガシー・シークエル」のお手本のような一本で、私にとって2022年で一番よかった映画だと胸を張って言えます。

音楽

トップガンの前作に続く、マッチョがビーチで汗を流すシーン。

男から観てもかっこいいと思わせるシーンで流れるのが「OneRepublic」さんの「I Ain’t Worried」という曲。

家に帰るときにはこの曲をヘビロテしながら映画の余韻に浸っていました。

ちなみに映画本編の主題歌は、レディー・ガガが歌う「Hold My Hand」です。劇伴を手がけたハロルド・フォルターメイヤーとハンス・ジマーの音楽と地続きになるように作り込まれていて、エンドロールで流れた瞬間に映画全体の余韻が一気に押し寄せてきました。

まとめ

『トップガン マーヴェリック』は、実機撮影による本物の飛行体験と、36年越しの続編としての物語の着地を両立させた、レガシー・シークエルのお手本のような作品でした。グースの息子ルースターとの確執と和解、アイスマンとの再会という前作を知るファンへのご褒美が、初見の観客にもきちんと感情移入できる形で描かれていた点が、5点満点をつけた最大の理由です。まだ観ていない方は、ぜひ大画面・大音量の映画館で体験してみてほしい一本です。

この記事のまとめ

  • 実際のF/A-18Eスーパーホーネットで撮影された、CGでは出せない本物の重力とGのかかり方
  • グースの息子ルースターとの確執と和解、アイスマンとの再会という36年越しの続編としての完璧な着地
  • 評価は5点満点中5点。世界興収約14.9億ドル・第95回アカデミー音響賞受賞のレガシー・シークエルの傑作

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