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映画『ジョーカー フォリアドゥ』の感想|せっかくのジョーカーの良さがミュージカルによって台無し

投稿日:

あいちゃん
あいちゃん

この映画って観る価値あるのかしら?

視覚的に刺激的だけど物語的には賛否両論!

えぞえ
えぞえ

映画ファンの皆さん、今回は映画『ジョーカー フォリアドゥ』について徹底レビューします。この記事では、映画のあらすじや感想、キャスト情報、観るべきポイントを詳しく解説します。

映画の情報

映画名(日本語)ジョーカー フォリアドゥ
映画名(英語)Joker: Folie à Deux
上映時間約120分
ジャンルサイコロジカル・スリラー / ミュージカル
上映日2024年10月4日
製作国アメリカ
評価5点中41点

あらすじ

アーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は精神の闇に囚われながらも、新たなパートナー、ハーリーン・クインゼル(レディー・ガガ)とともに混沌の世界を進んでいく。彼らの物語は、幻想的で狂気に満ちたミュージカルの形で描かれる。

感想と見どころ

感想1:ミュージカル要素は斬新だが挑戦的すぎる

前作『ジョーカー』の緊張感とリアリズムとは一線を画し、今作はミュージカル形式を大胆に取り入れています。しかし、楽曲が物語の緊張感を削いでしまうという声も多く、賛否が分かれる結果に。

感想2:視覚表現の美しさ

シネマトグラフィーは圧巻で、色彩のコントラストやカメラワークが観る者を引き込む力を持っています。しかし、視覚表現が物語を支えるよりも目立ちすぎる場面も。

感想3:ストーリーの難解さ

ストーリーは観客に解釈を委ねる形が多く、結果的に「何が伝えたかったのか」と感じる部分がありました。特にジョーカーとハーレイの関係性の深掘り不足が惜しいところ。

キャスト情報

監督:トッド・フィリップス

前作に続き、トッド・フィリップスが監督を務めました。

脚本:トッド・フィリップス、スコット・シルバー

物語の複雑さは彼らの筆致によるものです。

出演者

  • ホアキン・フェニックス(アーサー・フレック / ジョーカー役)
  • レディー・ガガ(ハーリーン・クインゼル / ハーレイ・クイン役)

まとめ

映画『ジョーカー フォリアドゥ』は、前作から大きく方向性を変えた挑戦的な作品です。ミュージカル要素や視覚的な美しさは注目に値しますが、ストーリーの完成度には課題が残る内容です。映画ファンとして一度体験する価値はあるかもしれませんが、期待値を調整して観ることをおすすめします。

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