基本情報
邦題 | ワイルド・スピード |
オリジナルタイトル | FAST AND THE FURIOUS |
上映日 | 2001/10/20 |
作成国 | アメリカ |
あらすじ
金目のブツを運んでいるトラックが黒塗りの改造車に襲撃される事件が多発している。
そんな中、ブライアンは車の部品を取り扱う店の新人として働き始めた。近くにあるツナのまずいサンドイッチを出す店に毎日足を運んでいた。目的は美女であるミアと話をするため。
ミアの兄はドミニクでロサンゼルスのストリートカーレースを仕切っているボス的存在である。
ブライアンはドミニクが警察に捕まりそうになっていたところを助け命の恩人ということで気に入られ、二人の友情はどんどん深まっていく。
ただ、ブライアンは本当はトラックを襲撃している犯人を捕まるためのおとり捜査官だったのだ。
ドミニクとミアと良い関係になるが、仕事場の上司からは「早く犯人を捕まろ」と急かされる。
そしてついにおとり捜査官であることがばれるが、そのときドミニクはどうする?!
と、まあ、こんな感じのストーリーです。
オチが完璧で映画構成が最高!
映画の冒頭でブライアンは自分が乗っている車と尊厳をかけてドミニクとストリートカーレースを挑みます。
そこでブライアンは負けてしまいます。
負けてしまい車を渡すはずだったのですが、警察が来て、みな捕まらないように逃げていきます。
ドミニクは車を駐車場にとめて、歩いて家に帰っていたら、パトカーに見つかってしまいます。
捕まる寸前にブライアンが現れ、助けます。
そんなこんなとやっていたら、かけていた車を中国人から爆発させられてしまいます。
なので、この時点でブライアンはドミニクに車1台分の借りがありました。
そして、ストーリーが進んでクライマックスのシーン。
踏切の手前から二人でカーレースをします。
結果は同着で引き分けだったのですが、踏切を渡ったところで横から出てきた車とドミニクの車が衝突して、ドミニクの車が大破してしまいます。
※ここでドミニクが平気なのはおかしいんだけどねw
そこで、映画の冒頭の借りをここでブライアンがドミニクに返すことになります。
ただ、ここではブライアンはおとり捜査官でドミニクがトラック襲撃事件の犯人だったから捕まえなければいけない立場なのですが、友情をとって逃がすというシーンがアツイですよね。
というシーンの後にエンディングです。
この映画構成は最高でした。
ブライアンがおとり捜査官という設定で、ミアには本気で惚れていたけれども、ミアからしてみれば操作をするために自分は利用されたと思うし、
ドミニクもそのために妹を利用して自分に近づいてきたのかと憤りを抑えられない感情があるのですが、
それでもブライアンはドミニクの仲間を助けるために救急ヘリを呼んでくれているところだったから、
最後にかけて人間の様々な感情が一気に押し寄せてきて何度見ても楽しめるんですよねー。
そして、ここから人気シリーズ作として続いていきます。