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【5点中5点】映画「ダ・ヴィンチ・コード」のネタバレあり感想|これONE PIECEの話やん【2006年】

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ダヴィンチコードはめちゃくちゃ面白い映画です。

内容は少し難しいのでわかりやすく解説していきたいと思います。

主人公はトム・ハンクスが演じる「ロバート・ラングドン」です。

あらすじ

ルーブル美術館で聖杯を探す影の評議会の手先に銃で撃たれてしまう。

館長はどうにかしてメッセージを残そうとし自らの体に五芒星などの暗号を残した。

暗号の中にラングドンの名前が書かれていて、容疑者として現場に連れてこられた。

そんなラングドンを館長の孫娘であるソフィーが助け出す。

ファーシャ警部をはじめとする手下に追跡されながら、二人で暗号の謎解きを始める。

謎解きの先には歴史を覆す驚愕の真実が隠されていた!?

謎解きが面白い!

館長を殺した犯人は聖杯を探している。

聖杯とはなにか。

謎解きをすすめていくうちに聖杯の正体がわかっていきます。

【結論】聖杯はマリアの棺とソフィーのこと!

皆が探していた聖杯とはなんとマリアの棺のことだったんですね。

詳細を詳しく解説していきたいと思います。

【謎解き1】館長の体で示されたレオナルド・ダ・ヴィンチの人体図と五芒星

もうこれがこの映画の答えなんですよね。

なんという伏線。

ゾクゾクしますね。

五芒星はビーナス、つまり女性の象徴です。

そして、レオナルドの人体図の格好をしていることから「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を暗号として残しています。

【謎解き2】アナグラム

アナグラムとは文字を並び替えて違う文字にする暗号のことです。

ヒントとしてフィボナッチ数列がでてきます。

館長が残した文字と、そばに書かれた順番が異なるフィボナッチ数列。

このことから文字を並び替えて違う意味の言葉を見つけ出します。

そこから「レオナルド・ダ・ヴィンチ」という言葉が出てきます。

レオナルドの代表作は「モナリザ」

モナリザの絵のところまでいきます。

【謎解き3】邪悪な欺瞞

この辺詳しく忘れましたけど、モナリザの隣にも文字が書かれていました。

これもアナグラムです。

ここから「岩窟の聖母」がでてきました。

これもレオナルドの絵です。

その絵の裏から百合の紋章がついた銀行の鍵が出てきます。

鍵には「HAXO 24」と書かれています。

これは単純にパリの番地のことです。

ここにはチューリッヒ保管銀行があります。

ここにキーストーンがあります。

【謎解き4】バラの下に眠るキーストーン

キーストーンはローズラインの下にあると言われていました。

ローズラインとは地球の北極と南極を結ぶ線のことです。

ただ、そこは偽物の場所になります。

そこには「ヨブ記38章11節」と書かれた箱があります。

「ここまできたとしても先へ進むな」という意味です。

正しくない人には偽の場所にたどり着くように守護者達がキーストーンを守っていました。

【謎解き5】10桁の口座番号

銀行に保管されているキーストーンを取り出すために10桁の口座番号の入力が必要です。

それはフィボナッチ数列の正しい順番のことでした。

「1123581321」

フィボナッチ数列とは、

Fn=0
Fn=1
F(n+2)=Fn+F(n+1) (n>=0)

で定義される2つの初期条件を持つ漸化式のことです。

順番に書いていくと、

「0,1,1,2,3,5,8,13,21,・・・」と続いていきます。

そう、これを順番に書いたものが今回の銀行口座の10桁になっていました。

素晴らしい。

そして、ようやくキーストーンを手に入れます。

このキーストーンの中には聖杯の地図が入っています。

【謎解き6】クリプテックス

クリプテックスとは、レオナルドが発明したもので、秘密にしたい情報をパピルスの巻紙に書いて酢の入った脆いガラスの瓶に巻きつけます。

無理に開けようとすると瓶が割れて酢がパピルスを溶かしてしまい秘密を守ることができます。

開けるためには26文字が刻まれた5つのダイヤルでパスワードを入力する必要があります。26の5乗なので約1200万通りあります。

クリプテックスのバラの下に反転文字が書かれていました。

反転文字は鏡に映したら読めるようになります。

これがパスワードのヒントになります。

”教皇の葬った騎士がロンドンに眠る
彼の辛苦の果は神の怒りを招く
その墓を飾るべき球体を求めよ
それはバラの肉と種宿る胎を表す”

教皇が英語だとポープ

つまりポープが葬った騎士がロンドンに眠る。

このポープとはアレクサンダー・ポープという詩人です。

そして騎士はアイザック・ニュートンです。

ニュートンはシオン修道会の総長でした。

そしてアイザックニュートンの墓に飾るべき球体を探しにいきます。

ニュートンといえば重力の法則です。

重力の法則を見つけたのは、一つの球体が天から落ちたことから始まりました。

そうりんごです。

パスワードは「A・P・P・L・E」でした。

【謎解き7】地図から聖杯の場所を探す

地図には次の言葉が書かれていました。

”聖杯は古のロスリンの下で待つ
剣と杯が門を守り匠の美しき芸術に囲まれ
それは輝く星空の下で眠りにつく”

テンプル騎士団が建造した、「ロスリン礼拝堂」

名前はローズラインが由来です。

剣はこの「▲」マークのこと。

杯はこの「▼」のこと。

これが重なると五芒星となります。

ここでは、ソフィーがイエスの末裔であることが判明します。

しかしここにはマリアの棺がないので、ソフィーが本当に末裔であるかどうかはDNAで調べることができません。

【謎解き8】棺の場所

そして最後にマリアの棺の場所がわかります。

それは最初のルーブル美術館にあるピラミッドの下でした。

そこに密かに安置されているということで映画は終了です。

いやーよくできた映画ですよ。

【まとめ】聖杯は神の血脈!マリアの棺と末裔であるソフィーのこと!

ダ・ヴィンチ・コードでは聖杯は神の血脈のことを表していました。

聖杯を探すために8つの謎解きをしてきました。

  1. 五芒星と人体図→間違った順番のフィボナッチ数列
  2. アナグラム→「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
  3. 邪悪な欺瞞→百合の紋章の銀行の鍵
  4. バラの下に眠るキーストーン→クリプテックス
  5. 口座10桁→正しい順番のフィボナッチ数列
  6. クリプテックス→ニュートン・重力の法則・APPLE
  7. 地図→ソフィーが王家の末裔
  8. 地図→マリアの棺の場所

そのために映画の冒頭でルーブル美術館から始まり、聖杯は実は始まりの地にあったんだよという、なんと素晴らしい伏線の回収でしょうか。

この映画みて歴史を調べていくとどんどん面白くなってきました。

また、追加でわかったことがあれば追記していきたいと思います。

それではまた!

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