ワンピースの扉絵に書かれる「何人目」の法則って何?
ワンピースでは、ルフィの仲間になる時、タイトルに「何人目」と記載される法則があるんです!
タイトルに「何人目」と表示されて初めて麦わらの一味になったとみな認識しています。
ただ、この法則には不可解なことがあって、それは2021年9月時点で単行本が100巻まで出ているのにもかかわらず、まだ「5人目」と「6人目」がタイトルについていないんです。
つまり、5人目と6人目は麦わらの一味として行動を共にはしていますが、まだルフィの中では仲間と認識していないことになります。
本記事では、この不可解な「何人目」と書かれる法則について考察してみました。
まだ仲間になっていない仲間がいるって面白くないですか?
ワンピースの「何人目」の法則とは?
これまでワンピースの扉絵でルフィの仲間になるごとに扉絵に「何人目」と記載がされてきました。
「何人目」の法則とは、ルフィの麦わらの一味に仲間が増えるときにタイトルに「何人目」とつきます。
何人目とタイトルにつくタイミングは、ルフィに必要とされる役割になったときだと言われています。
ここでいつだれが何人目になったかを表にまとめましたのでを見てみましょう。
巻 | 話 | No. | 何人目 | 仲間 | 役割 | 悪魔の実 |
---|---|---|---|---|---|---|
1巻 | 6話 | 2 | 1人目 | ロロノア・ゾロ | 剣士 | なし |
8巻 | 68話 | 5 | 4人目 | サンジ | 料理人 | なし |
11巻 | 94話 | 3 | 2人目 | ナミ | 航海士 | なし |
45巻 | 439話 | 4 8 | 3人目 と 7人目 | ウソップ と フランキー | 狙撃手 船大工 | なし |
50巻 | 489話 | 9 | 8人目 | ブルック | 音楽家 | ヨミヨミの実 |
6 | 5人目 | トニートニー・チョッパー | 船医 | ヒトヒトの実 | ||
7 | 6人目 | ニコ・ロビン | 考古学者 | ハナハナの実 | ||
10 | 9人目 | ジンベエ | 操舵手 | なし | ||
11 | 10人目 | |||||
12 | 11人目 | |||||
13 | 12人目 |
上の表を見ていただくと違和感を感じます。それは、仲間になる順番がバラバラだということです。
ルフィが仲間に会う順番は、先に2人目のナミに会っているのですが、68話でサンジが先に扉絵に3人目と記載がされて仲間になっています。
ナミがあとから仲間として書かれたのは、68話時点ではナミがまだアーロンの手先で、本当に麦わらの一味になっていないからです。
アーロンを倒してからようやく94話目で扉絵に2人目と書かれたことでナミも麦わらの一味となったというわけです。
4人目のサンジが2人目のナミよりも先に仲間認定されたんですね
ヤマトの悪魔の実のモデルは、オオクチノマカミというニホンオオカミの神様らしいです。
1人目 ゾロ 6話
1人目は世界一の大剣豪になるゾロが仲間になります。
4人目 サンジ 68話
次に仲間になるのは、なんと4人目のサンジです。
早くも2人目、3人目をあえて飛ばしているのです。
2人目 ナミ 94話
続いてようやく2人目のナミが仲間になります。
ナミはアーロンから解放されてルフィが「俺の仲間だ」と明言しています。
3人目と7人目 ウソップとフランキー 439話
ウォーターセブンでルフィとウソップが大喧嘩をして仲直りしたことでウソップが仲間となります。
そして、船大工としてフランキーが7人目の新しい仲間として迎え入れられます。
ただ、次のシーンが気になるんですよね。
帰ってきたロビンとウソップ!!
そして新しい仲間フランキーと海賊船"サウザンドサニー"号に!!
引用元:ONE PIECE 公式漫画アプリ
ここで注目したいのが2つあって、前半と後半でわけて考えます。
まず、前半はこの時点で仲間となっていないのは、チョッパーとロビンとウソップでした。
ここでは「帰ってきたロビンとウソップ」というくくりになっているので、ロビンはまだ仲間になっていないので、ウソップもまだ仲間になっていないグループにくくられるのではないでしょうか。
そして、後半部分は「新しい仲間フランキーと海賊船"サウザンドサニー号"に!!」とあり、フランキーが新しい仲間として7人目であることは明確です。
この仲間というのはフランキーだけでなく、サウザンドサニー号にもかかっていると考察しています。
ゴーイングメリー号のくだりを知っている人なら海賊船は仲間なんかじゃないなんて言えないですよね。
そうです、僕の考察では3人目の仲間はサウザンドサニー号なのではというものです。
まあ、おそらく3人目はウソップなのでしょうが、3人目の仲間はサウザンドサニー号のことで、「実はウソップは麦わらの一味ではなかった」みたいなことになると個人的に面白いなと思いました。
ルフィもウソップのことを仲間と呼んでいるので3人目ですかねえ。
ただ、ウソップは「キャプテンはおれだろうな!」と言ってるので、ここで仲間じゃなくて実は船長だったみたいな展開にできなくもないですよね。
8人目 ブルック 489話
ここは間違いなく8人目にブルックが仲間となりました。
ルフィは医者よりも音楽家が先に仲間に欲しいと言っていたので、有言実行されました。
仲間が登場する順番
次がルフィの仲間達が登場した際にタイトルにつけられているものです。
- 1巻2話 その男 ”麦わらのルフィ”
- 1巻3話 ”海賊狩りのゾロ” 登場
- 1巻8話 ”ナミ登場”
- 3巻23話 ”キャプテン・ウソップ登場”
- 5巻43話 ”サンジ登場”
- 16巻139話 ”トニートニー・チョッパー”
- 22巻201話 ”ニコ・ロビン”
- 35巻329話 ”おれの名は「フランキー」”
これを見ると、ウソップが3番目に出ているので、麦わらの一味では3人目の仲間だろうということになっています。
しかし、漫画を見ていくとこのタイトルはあまり関係がないように思います。
まず、ブルックは仲間になったのですが、タイトルにブルックの名前は一度もついていません。
ブルックは既に死んでいるからという説もありますが、一応仲間なので、この流れから名前がタイトルになっても良いですよね。
さらにだめ押しでジンベエも今後ルフィの仲間になるのですが、ジンベエもタイトルに名前が出てきていません。
よって、タイトルに名前が出る順番はルフィの仲間になる何人目とは特に関係ないことがいえます。
麦わらの一味はおそらくルフィを入れて13人?
ワンピースの中で登場する海賊達は海賊団と呼ばれていますが、ルフィ達だけ「麦わらの一味」と呼ばれています。
それには理由があって、「一味=13(いちみ)」と数字をあてることができます。
13人というのもレオナルドダビンチが書いた最後の晩餐の人数も13人で、それを元にもじられている数字だと思います。
そもそもワンピースはフランス革命がモチーフとなっていて、Dの一族とかは神の血族とかそういう話に繋がってきます。
そこでキリスト教の最後の晩餐の13人と同じ数字になるって思うと妙に説得力が出てきませんか?
ユダが裏切り物ですが、それが「ユダ=ウソップ」とかだったら面白いですよね。
ちなみに、僕の考察では「ナミ=ひとつなぎの大秘法(ONE PIECE)」だと思っています。
なぜなら、神の血を引いた末裔がナミで、ナミを守っていたのがDの一族というオチかなと思ってます。
その根拠としてこれも最後の晩餐でキリストの隣にいる「マグダラのマリア=ナミ」だと考察しています。
ナミがONE PIECEだと思うもうひとつの根拠は、第1話の扉絵にナミがいることです。
第1話ってルフィとシャンクスの話でナミって一切出てこないんですよ。
それなのに、ナミが扉絵の真ん中にこんな大きく出ているのおかしくないですか?
どっかで尾田さんがONE PIECEは1巻に既に出ているみたいなことを言ったとか言ってないとかという話を聞いたことがあります。
もうここで僕の頭の中では、「あ、ワンピースはナミじゃんw」と完結しました。笑
映画「ダビンチコード」や都市伝説とかの話とも色々繋がってきて面白かったです。
一番しっくりきたのは、ワンピースがフランス革命という世界史の史実が元になっているところですね。
ナミがワンピースでしょっていう根拠については別記事でまとめていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
みなさんのコメントお待ちしております!
ひとつなぎの大秘法はナミでしょ!w