この映画って観る価値あるのかしら?
ジョン・ウィックの劣化版。二番煎じ。
カメラワークがぶれぶれで観客を酔わせにきてるとしか思えないアクションシーン。
筋トレシーンあるが、やっぱりあんまりかっこよくないんだよな。
猿神ハヌマーンの神話をもとにした話。そっからのモンキーマン。
モンキーマンというタイトルはダサすぎるな。
そう考えると、モンキーDルフィーはセンスの塊でしたかない。尾田先生さいこう。
映画の情報
映画名(日本語) | モンキーマン |
映画名(英語) | Monkey Man |
上映時間 | 121分 |
ジャンル | アクション |
上映日 | 2024/8/23 |
作成国 | アメリカ |
点数 | 2点/5点中 |
あらすじ
たった一つの小さな残り火が、すべてを燃やし尽くす。
filmarksより引用
幼い頃に母を殺され、人生の全てを奪われた〈キッド〉は、夜な夜な開催される闇のファイトクラブで猿のマスクを被り、〈モンキーマン〉を名乗る“殴られ屋”として生計を立てていた。
底で苦しみながら生きてきた彼だったが、自分から全てを奪ったヤツらのアジトに潜入する方法を偶然にも見つけるー。
何年も押し殺してきた怒りを爆発させたキッドの目的はただ一つ「ヤツらを殺す」。
【復讐の化神〈モンキーマン〉】となった彼の、人生をかけた壮絶なる復讐劇が幕を開ける!
感想
リベンジアクションはそろそろ飽きてきたな
復讐ってよくないよな。映画にしたら人気だった時代は終わった気がする。みーんな復讐のために怒って殺してまた殺されての繰り返し。
そろそろ違うパターンがほしいな。
アクションシーンもジョン・ウィックほどのかっこよさがなく、眠たくなっちゃう。
天国のシーンは良かった
怪しいフロアを天国と呼んで案内しているシーンはよかったな。欲望が渦めくダンスフロア。
もっとインド要素ほしかったけど、西洋かぶれしてるだけだったから、わざわざこの映画で観なくてもいい。
サイケな照明と、懐メロのクラブ音楽が流れていたのはテンション上がってよかった。
テーマは第3の性別
もとになっているのは、猿神ハヌマーンの神話と、シヴァ神とパールヴァティ神のハーフアンドハーフの像、つまり、男神と女神のハーフ、男と女のハーフである。
前半はファイトクラブや暗殺を失敗するなど、負け続ける一方で、後半からは寺院を転換点として、神話のようにモンキーマンとなって英雄になっていく、つまり復習を果たすような構成。
男女が同時に存在、それは生死の表裏一体をメタファーしているんだろうなってのはわかるけど、で?って感じ。
前半を漂白してなかったことにすることを、一回死にかけて生まれ変わることともかけているんだろうな。
だから偽名を漂白剤のボビー?だったけかな、そんな名前を使っていたのね。
キャスト
監督・脚本:デヴ・パテル
出演者情報は「俳優(役名)」の順番で記載しています。
デヴ・パテル(キッド(モンキーマン))
この人、監督と主人公、両方やっていたのね。
俳優が出演している他の映画
- スラムドッグミリオネア
- ホテル・ムンバイ
- 奇蹟がくれた数式
まとめ
猿神ハヌマーンをモデルにしている映画ということから、なにかしらワンピースと繋がりがあるかなと思って観てみましたけど、収穫なしでした。
なにも考えたくないときにぼーっとみるアクション映画としてならありかな。