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47都道府県の死ぬまでに行きたい日本の城100選!【一覧】

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47都道府県の死ぬまでに行きたい日本の城100選!【一覧】
あいちゃん
あいちゃん
日本のお城ってどこに何があるの?
日本に天守閣が残っている城は12基しかないよ!

そのうち、世界遺産なのが姫路城のみ!

国宝なのが5基あるよ!

えぞえ
えぞえ

こんにちは、お城めぐりが好きで各地を歩いてきた私が、この記事を書いています。日本には数え切れないほどの城跡がありますが、その中でも「一度は自分の目で見ておきたい」と思える城を、確かな事実にもとづいて整理しました。まず押さえておきたいのは、江戸時代までに建てられた天守がそのまま残っている「現存天守」は、全国でわずか12城しかないという事実です。多くのお城の天守は、明治以降の取り壊しや戦災で失われ、今建っているものはコンクリートや木材で復元・再建されたものが大半です。だからこそ、本物の木造天守が残る12城は特別な価値を持っています。

この記事では、価値のわかりやすい順に「世界遺産」「国宝」「現存12天守」を先に紹介し、その後に旅の目標にしやすい公益財団法人日本城郭協会が選定した「日本100名城」の一覧を都道府県つきで載せています。城の楽しみ方は人それぞれですが、私のおすすめは「天守の美しさで選ぶ」「石垣や縄張り(設計)の工夫で選ぶ」「立地の絶景で選ぶ」の3つの軸で目的地を決めることです。天守がなくても、山の上に残る雲海の石垣や、海に面した縄張りには、写真では伝わらない迫力があります。

世界遺産

姫路城(兵庫県)

世界遺産

姫路城は、城郭として単独で世界遺産に登録された、日本で唯一の城です。1993年に法隆寺とともに日本で最初の世界文化遺産となりました。正確に補足すると、京都の二条城や沖縄の首里城なども世界遺産ですが、それらは「古都京都の文化財」「琉球王国のグスク及び関連遺産群」といったまとまり(構成資産)の一部としての登録です。城そのものが一件の世界遺産として登録されているのは、姫路城だけなのです。

さらに、姫路城は国宝にも指定されています。白漆喰で塗り固められた優美な姿から「白鷺城(しらさぎじょう)」と呼ばれ、大天守と3つの小天守を渡櫓でつないだ連立式天守は、現存する城の中でも屈指の規模を誇ります。2015年に「平成の大修理」を終えて白さがよみがえり、見どころとしては今がまさに絶好機です。

国宝

数ある城の中でも、天守が国宝に指定されているのは全国で5城だけです。国宝は、国が「国民の宝」として特に価値が高いと認めたもので、天守が国宝という時点で建築的にも歴史的にも別格だと考えてよいでしょう。以下の5城は、いずれも本物の木造天守が残る現存天守でもあります。

  1. 姫路城
  2. 彦根城
  3. 松本城
  4. 松江城
  5. 犬山城

彦根城(滋賀県)

国宝

徳川四天王の一人・井伊家の居城として、琵琶湖のほとりに築かれた城です。天守は三重三階と大きくはありませんが、破風(屋根の装飾)を巧みに組み合わせた変化に富む姿が美しく、天秤櫓や馬屋など城内の建物が数多く残っている点も見どころです。人気キャラクター「ひこにゃん」の城としても親しまれています。

松本城(長野県)

国宝

黒い下見板張りの外観から「烏城(からすじょう)」の異名を持つ、平地に築かれた平城です。現存する五重天守としては最古級で、天守群がそのまま残る貴重な城。北アルプスを背景に、水堀に映る黒い天守が撮れるのは松本城ならではの絶景です。

松江城(島根県)

国宝

宍道湖のほとりに建つ、どっしりとした実戦的な天守が魅力の城です。5城の中では最も新しく2015年に国宝へ指定されました。派手さよりも武骨さが際立つ黒い天守で、堀川めぐりの遊覧船から城を眺められるのも松江ならではの楽しみ方です。

犬山城(愛知県)

国宝

木曽川のほとりの高台に建ち、川を天然の堀とした「後堅固(うしろけんご)」の城です。こぢんまりとしながらも風格のある天守で、最上階の外廻縁(そとまわりえん)に出て木曽川を見下ろせるのが醍醐味。城下町の散策とあわせて楽しめます。

江戸時代までに建てられて現存している12基の城

ここで紹介する12城が、冒頭でふれた現存天守です。上の国宝5城もこの12城に含まれます。天守は各地に数多くありますが、江戸時代までに建てられた木造天守がそのまま残っているのは、この12城しかありません。復元天守が「当時の姿を今によみがえらせたもの」だとすれば、現存天守は「当時の職人が組んだ木材や階段に、実際に自分の足で触れられる」本物です。急でギシギシ鳴る階段や、柱に残る鉋(かんな)の跡にこそ、現存天守を訪ねる価値があります。

  1. 姫路城
  2. 彦根城
  3. 松本城
  4. 松江城
  5. 犬山城
  6. 弘前城
  7. 丸岡城
  8. 備中松山城
  9. 丸亀城
  10. 伊予松山城
  11. 宇和島城
  12. 高知城

弘前城(青森県)

江戸時代までに建てられて現存している12基の城

東北地方で唯一の現存天守を持つ城です。三重三階の落ち着いた天守で、春は弘前公園を埋め尽くす桜と天守の組み合わせが全国的に有名。桜が堀の水面を覆う「花筏(はないかだ)」は、弘前城でしか見られない春の絶景です。

丸岡城(福井県)

江戸時代までに建てられて現存している12基の城

北陸を代表する現存天守で、二重三階の素朴で古風な姿が魅力です。屋根に石でできた瓦(石瓦)を用いているのが大きな特徴で、これは雪国の凍結対策と伝わります。天守内部の階段は驚くほど急で、当時の城の防御思想を体感できます。

備中松山城(岡山県)

江戸時代までに建てられて現存している12基の城

標高の高い山の上に天守が現存する、唯一の「山城」の現存天守です。秋から冬の早朝には、麓の霧の海に城が浮かぶ「天空の城」の姿が見られることで人気を集めています。天守まではかなりの山道を登るので、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。

丸亀城(香川県)

江戸時代までに建てられて現存している12基の城

天守そのものは現存12城の中で最も小さい部類ですが、この城の主役はむしろ総高日本一クラスと言われる壮大な石垣です。「扇の勾配」と呼ばれる、下は緩やかに上は垂直に反り上がる曲線美は圧巻で、石垣ファンにはたまらない一城です。

松山城(愛媛県)

江戸時代までに建てられて現存している12基の城

島根の松江城と区別して「伊予松山城」とも呼ばれる、市街地の勝山山頂に建つ城です。大天守を中心に複数の櫓を渡櫓でつないだ連立式天守で、天守までロープウェイやリフトで上がれる手軽さも人気の理由。城下と瀬戸内海を一望できます。

宇和島城(愛媛県)

築城の名手として知られる藤堂高虎が縄張り(設計)を手がけたと伝わる城です。層塔型のすっきりとした三重天守が現存しており、こぢんまりとしながらも均整の取れた姿が魅力。同じ愛媛県内で松山城と合わせて巡る現存天守めぐりが楽しめます。

高知城(高知県)

江戸時代までに建てられて現存している12基の城

山内一豊が築いた土佐の城で、天守と本丸御殿の両方が現存する、全国で唯一の城です。多くの城では御殿が失われている中、殿様が暮らし政務を行った御殿の内部まで見学できるのは高知城だけ。天守と御殿がひと続きに残る本丸の風景は必見です。

100名城

ここからは、日本城郭協会が選定した「日本100名城」の一覧です。天守の有無を問わず、城跡・石垣・縄張りの価値や歴史的な重要性から選ばれているため、天守がない城跡も数多く含まれています。スタンプラリー(100名城スタンプ)の目標地としても親しまれており、地域ごとにテーマを決めて巡ると旅がぐっと楽しくなります。各都道府県名を添えていますので、お住まいの近くや旅行先の城を探す目安にしてください。

【北海道・東北】星形の稜堡式城郭で幕末の箱館戦争の舞台となった五稜郭、東北唯一の現存天守を持つ弘前城、伊達政宗が築いた仙台城など、和洋・時代の幅が広いのが魅力です。松前城は本州最北ではなく北海道にある点にご注意ください。

  1. 根室半島チャシ跡群(北海道根室市)
  2. 五稜郭(北海道函館市)
  3. 松前城(北海道松前町)
  4. 弘前城(青森県弘前市)
  5. 根城(青森県八戸市)
  6. 盛岡城(岩手県盛岡市)
  7. 多賀城(宮城県多賀城市)
  8. 仙台城(宮城県仙台市)
  9. 久保田城(秋田県秋田市)
  10. 山形城(山形県山形市)
  11. 二本松城(福島県二本松市)
  12. 会津若松城(福島県会津若松市)
  13. 白河小峰城(福島県白河市)

【関東・甲信越】徳川将軍家の江戸城、北条氏の小田原城、真田氏で名高い上田城など、戦国から江戸の政治の中枢を担った城が集まります。武田信玄の本拠・武田氏館(躑躅ヶ崎館)のように、天守を持たない「館(やかた)」形式の史跡も含まれます。

  1. 水戸城(茨城県水戸市)
  2. 足利氏館(栃木県足利市)
  3. 箕輪城(群馬県高崎市)
  4. 金山城(群馬県太田市)
  5. 鉢形城(埼玉県大里郡)
  6. 川越城(埼玉県川越市)
  7. 佐倉城(千葉県佐倉市)
  8. 江戸城(東京都千代田区)
  9. 八王子城(東京都八王子市)
  10. 小田原城(神奈川県小田原市)
  11. 武田氏館 (山梨県甲府市)
  12. 甲府城(山梨県甲府市)
  13. 松代城(長野県長野市)
  14. 上田城(長野県上田市)
  15. 小諸城(長野県小諸市)
  16. 松本城(長野県松本市)
  17. 高遠城(長野県伊那市)
  18. 新発田城(新潟県新発田市)
  19. 春日山城(新潟県上越市)

【北陸・東海】加賀百万石の金沢城、金鯱で知られる名古屋城、家康生誕の岡崎城など、豪華さと歴史ドラマの舞台がそろいます。福井の一乗谷城は朝倉氏の城下町跡がまるごと残る特別な史跡で、戦国の町並みを歩ける貴重な場所です。

  1. 高岡城(富山県高岡市)
  2. 七尾城(石川県七尾市)
  3. 金沢城(石川県金沢市)
  4. 丸岡城(福井県坂井市)
  5. 一乗谷城(福井県福井市)
  6. 岩村城(岐阜県恵那市)
  7. 岐阜城(岐阜県岐阜市)
  8. 山中城(静岡県三島市)
  9. 駿府城(静岡県静岡市)
  10. 掛川城(静岡県掛川市)
  11. 犬山城(愛知県犬山市)
  12. 名古屋城(愛知県名古屋市)
  13. 岡崎城(愛知県岡崎市)
  14. 長篠城(愛知県新城市)
  15. 伊賀上野城(三重県伊賀市)
  16. 松阪城(三重県松阪市)

【近畿】豊臣秀吉の大阪城、徳川と朝廷の歴史が交差する二条城、そして世界遺産の姫路城と、日本史の主役級が並びます。天守は残っていませんが、雲海に浮かぶ「天空の城」として名高い竹田城跡、信長の幻の城・安土城跡も、石垣好きにはたまらない見どころです。

  1. 小谷城(滋賀県長浜市)
  2. 彦根城(滋賀県彦根市)
  3. 安土城(滋賀県近江八幡市)
  4. 観音寺城(滋賀県近江八幡市)
  5. 二条城(京都府京都市)
  6. 大阪城(大阪府大阪市)
  7. 千早城(大阪府千早赤阪村)
  8. 竹田城(兵庫県朝来市)
  9. 篠山城(兵庫県丹波篠山市)
  10. 明石城(兵庫県明石市)
  11. 姫路城(兵庫県姫路市)
  12. 赤穂城(兵庫県赤穂市)
  13. 高取城(奈良県高市郡)
  14. 和歌山城(和歌山県和歌山市)

【中国・四国】現存12天守のうち5城(松江・備中松山・丸亀・松山・宇和島)がこのエリアに集中する、まさに現存天守の宝庫です。毛利氏の広島城や吉田郡山城、山あいの津和野城など、戦国大名の本拠地をたどる旅にも向いています。

  1. 鳥取城(鳥取県鳥取市)
  2. 松江城(島根県松江市)
  3. 月山富田城(島根県安来市)
  4. 津和野城(島根県鹿足郡)
  5. 津山城(岡山県津山市)
  6. 備中松山城(岡山県高梁市)
  7. 鬼ノ城(岡山県総社市)
  8. 岡山城(岡山県岡山市)
  9. 福山城(広島県福山市)
  10. 吉田郡山城(広島県安芸高田市)
  11. 広島城(広島県広島市)
  12. 岩国城(山口県岩国市)
  13. 萩城(山口県萩市)
  14. 徳島城(徳島県徳島市)
  15. 高松城(香川県高松市)
  16. 丸亀城(香川県丸亀市)
  17. 今治城(愛媛県今治市)
  18. 湯築城(愛媛県松山市)
  19. 松山城(愛媛県松山市)
  20. 大洲城(愛媛県大洲市)
  21. 宇和島城(愛媛県宇和島市)
  22. 高知城(高知県高知市)

【九州・沖縄】「武者返し」の反り上がる石垣で名高い熊本城、断崖に築かれた岡城など、九州には迫力ある城が集まります。沖縄のグスク(今帰仁城・中城城・首里城)は本州の城とはまったく異なる、琉球王国独自の曲線を描く石垣が特徴で、世界遺産にも登録されています。

  1. 福岡城(福岡県福岡市)
  2. 大野城(福岡県大野城市)
  3. 名護屋城(佐賀県唐津市)
  4. 吉野ヶ里(佐賀県神埼郡)
  5. 佐賀城(佐賀県佐賀市)
  6. 平戸城(長崎県平戸市)
  7. 島原城(長崎県島原市)
  8. 熊本城(熊本県熊本市)
  9. 人吉城(熊本県人吉市)
  10. 大分府内城(大分県大分市)
  11. 岡城(大分県竹田市)
  12. 飫肥城(宮崎県日南市)
  13. 鹿児島城(鹿児島県鹿児島市)
  14. 今帰仁城(沖縄県国頭郡)
  15. 中城城(沖縄県中頭郡)
  16. 首里城(沖縄県那覇市)

世界遺産とは?

世界遺産とは、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が「人類共通の宝」として次の世代へ守り伝えるべきと認めた、文化財や自然環境のことです。城の分野で単独登録されているのは姫路城のみで、これは世界的に見ても価値が認められた証といえます。世界遺産に登録されると保護の責任も伴うため、姫路城は今も丁寧に維持されています。

国宝とは?

国宝とは、国が指定する重要文化財の中でも、世界文化の見地から特に価値が高く「国民の宝」と認められたものを指します。天守が国宝に指定されているのは、姫路・彦根・松本・松江・犬山の5城のみ。数ある城の中でこの5城だけが選ばれているという事実だけでも、実際に足を運ぶ価値の大きさが伝わるはずです。ぜひ旅の計画の第一歩として、この5城から巡ってみてください。

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