あいちゃん
企業の財務指標がたくさんあって、どれを見ればいいか分からない...😥
ご安心ください!企業の「健康診断」に必要な9つの最重要指標を、初心者の方でも理解できるよう目的別に分類して解説しますね!
管理人
今回の記事の内容
- 企業の**成長性**を測る3つの指標とその意味
- **収益性・効率性**を測る5つの指標(ROE, ROA, ROICなど)の基本的な考え方
- 会社の**現金の流れ(安全性)**をチェックする2つの指標(営業CF, FCF)
この記事を読めば、専門用語に惑わされず、企業の「稼ぐ力」を正確に判断できるようになります!
企業がどれだけ大きくなっているか?「成長性」を示す指標
これらの指標は、企業が「どれだけ勢いよく成長しているか」を示し、将来性を判断するために重要です。
- 売上高成長率: 会社の「規模がどれだけ大きくなったか」を見る最もシンプルな指標です。
- 営業利益成長率: 本業(製品の販売など)で「どれだけ儲ける力を伸ばしているか」を示します。売上だけでなく、利益の成長が伴うことが健全です。
- CAGR(年平均成長率): 数年間の成長のバラつきをならし、「毎年平均でこれくらい成長している」とシンプルに表現するための指標です。
少ない資金でどれだけ儲けているか?「収益性・効率性」を示す指標
これらの指標は、企業が持つ資産や資本を「どれだけ効率よく使って利益を生み出しているか」を示し、「儲かる体質」かどうかを判断できます。
- ROE(自己資本利益率): 株主が出したお金(自己資本)を元手に、会社がどれだけ上手に利益を生み出したかを示します。投資家にとって最重要指標の一つです。$$ROE = \frac{当期純利益}{自己資本}$$
- ROA(総資産利益率): 会社が持っているすべての資産(借りたお金も含む)を元手に、どれだけ利益を生み出したかを示します。$$ROA = \frac{当期純利益}{総資産}$$
- 売上高営業利益率: 「100円売って、本業で何円の利益が残るか」を表し、高いほど「儲かる体質」だと言えます。
- ROIC(投下資本利益率): 事業に実際に投じた資金から、どれだけ利益を生み出せたかを見る、より厳密な事業効率を測る指標です。
- EBITDA: 税金や金利の影響を取り除き、「会社が本業で稼ぐ力」を国際的に比較しやすくするための指標です。
会社のお金は大丈夫か?「現金の流れ(安全性)」を示す指標
会計上の利益だけでなく、実際に手元にある「現金」の流れが健全かどうかをチェックすることが重要です。
- 営業キャッシュフロー(営業CF): 会社が本業で「実際に手に入れた現金」の流れ。これが継続的にプラスであることが、会社が健全に稼いでいる証拠です。
- フリーキャッシュフロー(FCF): 本業で稼いだ現金から、将来のための投資を引いた後で「会社が自由に使える現金」のことです。このお金で借金返済や配当ができます。$$FCF = 営業CF - 投資CF$$
まとめ
企業分析で必須の財務指標9選は、企業の「健康診断」に例えることができます。
- 成長性: 体が大きくなっているか?(売上高・営業利益成長率、CAGR)
- 収益性・効率性: 少ない食事(資金)で、効率よく活動(利益)できているか?(ROE, ROA, ROIC, EBITDAなど)
- 安全性: 手元に十分な現金があるか?(営業CF, FCF)
まずはこの3つの観点で指標を見てみると、企業の全体像をざっくりと掴むことができます。それぞれの指標が何を意味するのかを理解し、あなた自身の投資やビジネスの判断に役立ててください。