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【超入門】貸借対照表(B/S)の読み方!3つの主要項目を初心者向けに徹底解説【100日間チャレンジ8日目】

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あいちゃん
あいちゃん

貸借対照表(B/S)って難しそう...。どの項目が何を表しているのか、さっぱり分からなくて困っています。

大丈夫!B/Sは「財産と資金の出所」の法則を理解すれば一気に簡単になりますよ。主要な3項目を身近な例で解説します!

えぞえ
えぞえ

今回の記事の内容

  • 「資産=負債+純資産」が超基本!貸借対照表(B/S)の全体像
  • 企業の財産と権利💰「資産の部」を流動性と固定で理解する
  • 企業の資金の出所🏦「負債の部」と「純資産の部」の重要項目

「資産=負債+純資産」が超基本!貸借対照表(B/S)の全体像

貸借対照表 (Balance Sheet / B/S) は、企業がある日(決算日)に、どれだけの財産を持ちその財産をどうやって集めたか(資金の出所)を示した表です。

B/Sは必ず以下のシンプルな「企業の財産目録と資金の出所の法則」で成り立っています。

$$\text{企業の財産(資産)} = \text{他人から集めた資金(負債)} + \text{自分で集めた資金(純資産)}$$

左側の「資産の部」は、企業が持っている財産(家・車・現金)を表します。そして、右側の「負債の部」「純資産の部」の合計は、その財産をどういう資金で集めたか(借金か自己資金か)を表しています。

企業の財産と権利💰「資産の部」を流動性と固定で理解する

資産の部には、企業が持っているお金、財産、そして将来お金になる権利が含まれます。

これを理解する上で重要なのは、「いつ現金化できるか(流動性)」の視点です。

分類定義代表的な項目具体的なイメージ
流動資産1年以内に現金化するもの現金及び預金売掛金すぐに使えるお金、将来入るツケの売上金
固定資産1年を超えて長く使うもの有形固定資産(土地、建物)会社が長く使う社屋や工場

特に初心者が間違えやすいのが「売掛金(うりかけきん)」です。これは「商品を売ったけれど、まだお金を受け取っていない代金(ツケ)」であり、後で必ず入ってくる将来の財産(権利)なので、資産に計上されます。

企業の資金の出所🏦「負債の部」と「純資産の部」の重要項目

B/Sの右側は、資産を集めるための「資金の出所」を示しています。ここは「返済義務があるか(他人のお金か)」で大きく分けられます。

  • 🔴 負債の部(Liabilities): 返済義務のある「借金」(他人から集めた資金)
  • 🔵 純資産の部(Net Assets): 返済義務のない「自己資金」(自分で集めた資金や利益)

負債の部の主要項目

分類定義代表的な項目具体的なイメージ
流動負債1年以内に返済するもの買掛金、短期借入金仕入れ代金のツケ、期限の短いローン
固定負債1年を超えて返済するもの長期借入金、社債期限の長いローン

ここでのポイントは「買掛金(かいかけきん)」です。これは「材料などを買ったけれど、まだお金を支払っていない代金(ツケ)」であり、将来必ず支払う義務(借金)なので、負債に計上されます。

純資産の部の主要項目

項目意味企業の体力との関係
資本金株主が最初に出資した元手スタート資金
利益剰余金過去の利益の「社内での貯金」企業の体力・安定性

この利益剰余金が多ければ多いほど、その企業は**「借金(負債)」に頼らずに「資産」を増やしてきた**ことになり、経営が**安定している**と判断できます。**初心者はまずここを見て、企業の体力を測るのがおすすめです。**

まとめ

貸借対照表(B/S)の構造を理解することで、企業の財産がどこから来ているのか、そしてどれくらい安定した経営をしているのかがわかります。

まずは「資産=負債+純資産」の原則と、企業の体力を表す「利益剰余金」を意識してB/Sを読み解くことから始めてみましょう!

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