承知いたしました。投資の初心者の方向けに、いただいた10個の重要な株価指標と財務指標を、それぞれの意味と使い方を交えて、わかりやすく解説しますね!
株価や財務の専門用語が難しくて、どの企業に投資していいか分からない…というお悩みはありませんか?
この記事では、優良企業を見抜くための**「たった10個の重要な指標」**に絞って、その意味と使い方を初心者の方にも分かりやすく解説します!
この記事を読めば、企業の**「割安度」「安全性」「稼ぐ力」**を自分で判断できるようになります。
今回の記事の内容
- 「お買い得度」を測る!株価の割安性を判断する4つの指標
- 「潰れにくさ」をチェック!会社の安全性を測る3つの指標
- 「真の稼ぐ力」を把握する!売上と現金の流れを見る3つの指標
「お買い得度」を測る!株価の割安性を判断する4つの指標
投資家にとって一番気になるのが、今の株価が「安いのか、高いのか」ですよね。まずは、株価が割安かどうかを判断するための、特に重要な指標を見ていきましょう!
「この株、今買って本当にお得なの?」という疑問に答えるのが「割安性」を測る指標です。ここでは、特に**PERとPBR**の2つが重要です。
- **PER(株価収益率)**
意味:株価が1株当たりの利益(EPS)の何倍かを示します。**「会社が稼ぐ利益に対して、株価が何年分か」**を表し、回収期間の目安とも言えます。
判断の目安:数字が**低いほど割安**です。一般的に15倍前後が目安とされることが多いですが、業種によって大きく異なります。 - **PBR(株価純資産倍率)**
意味:株価が1株当たりの純資産(BPS)の何倍かを示します。純資産は会社が解散したときの**「理論上の価値(解散価値)」**です。
判断の目安:**1倍**が非常に重要です。**1倍未満(PBR < 1)**なら、株価が会社の解散価値よりも安いことを示し、超割安と判断されるケースが多いです。 - **EPS(1株当たり利益)とBPS(1株当たり純資産)**
この2つは、上記のPERとPBRを計算するための**「会社の基礎体力」**を示す重要な数字です。EPSは会社の儲け、BPSは会社の財産が1株にどれだけあるかを表します。
「潰れにくさ」をチェック!会社の安全性を測る3つの指標
どれだけ儲かっていても、借金が多すぎたり、手元の現金が少なかったりしたら危険ですよね。会社の**「財務の安定性」**を測る指標を見ていきましょう。
「長期的に安心して投資できるか」を判断するのが「安全性」を測る指標です。会社の借金への依存度や、短期的な支払能力を見ます。
- **自己資本比率**
意味:会社の全財産(総資産)のうち、**返済義務のない「自分のお金」(純資産・自己資本)**が占める割合です。
判断の目安:高いほど財務が安定しています。一般に**40%以上**あると優良企業とされることが多いです。 - **流動比率**
意味:1年以内に現金化できる資産(流動資産)が、1年以内に返済すべき負債(流動負債)をどれだけ上回っているかを示す比率です。**「目先の支払いに困らないか」**を見ます。
判断の目安:**200%(2倍)以上**が理想とされ、短期的な資金繰りに余裕があると判断できます。 - **D/Eレシオ(負債比率)**
意味:会社の借金(負債)が、純資産(自己資本)の何倍あるかを示します。
判断の目安:**1倍未満(100%未満)**なら、借金よりも自分のお金の方が多い状態であり、優良と判断されます。
「真の稼ぐ力」を把握する!売上と現金の流れを見る3つの指標
割安性や安全性だけでなく、「企業が将来どれだけ成長しそうか」という**「稼ぐ力」**も重要です。ここでは、利益以外の視点で会社の稼ぎを見る指標を紹介します。
- **時価総額**
意味:発行されている全株式を現在の株価で買った場合の総額です。(発行済株式数 × 株価)
ポイント:企業の市場での規模そのものを表します。この数字の大小で、「大型株」「小型株」などに分類されます。 - **PSR(株価売上高倍率)**
意味:株価が1株当たりの売上高の何倍かを示します。
ポイント:PERが使えない、**まだ利益が出ていない(赤字の)成長企業**の株価が割安かどうかを判断する際によく使われます。 - **PCFR(株価キャッシュフロー倍率)**
意味:株価が1株当たりの**キャッシュフロー(実際の手元現金)**の何倍かを示します。
ポイント:利益は会計操作で調整されることがありますが、キャッシュフローは**「本当の現金の流れ」**を見るため、企業の真の収益力を判断するときに使われます。数字が低いほど割安と判断されます。
【一覧表】主要な株価指標・財務指標10選まとめ
| 分類 | 指標名 | 意味 | 判断の目安 |
|---|---|---|---|
| 割安性 | PER(株価収益率) | 利益に対して株価が何倍か | **低いほど割安**(15倍前後が目安) |
| 割安性 | PBR(株価純資産倍率) | 純資産に対して株価が何倍か | **1倍未満なら超割安** |
| 収益性 | EPS(1株当たり利益) | 1株が稼ぐ純利益 | 数字が増えていると好ましい |
| 財産 | BPS(1株当たり純資産) | 1株当たりの会社の純粋な財産 | 数字が増えていると好ましい |
| 安全性 | 自己資本比率 | 総資産に占める返済不要な自分のお金の割合 | **高いほど安全**(40%以上が目安) |
| 安全性 | 流動比率 | 1年以内に支払う借金に対し、すぐに使える資産の割合 | **200%(2倍)以上が理想** |
| 安全性 | D/Eレシオ(負債比率) | 借金が自分のお金の何倍か | **1倍未満なら優良**(借金が少ない) |
| 規模 | 時価総額 | 発行済み全株式の総額 | 企業の市場規模を表す |
| 収益性 | PSR(株価売上高倍率) | 売上高に対して株価が何倍か | 赤字の**成長企業**の割安性判断に利用 |
| 収益性 | PCFR(株価キャッシュフロー倍率) | 手元の現金(CF)に対して株価が何倍か | **低いほど割安**(利益より実態に近い稼ぐ力) |
まとめ
この記事では、投資初心者が最初に覚えるべき重要な**株価指標と財務指標10選**について解説しました。
- **割安性**を見るなら**PER**や**PBR**。特にPBRが1倍未満なら超割安のサインです。
- **安全性**を見るなら**自己資本比率**(40%以上が目安)や**流動比率**(200%以上が理想)をチェックしましょう。
- **稼ぐ力**をより正確に見るために、**PSR**や**PCFR**も活用できます。
まずは気になる企業のこれらの数字をいくつかチェックし、**「割安か、安全か、儲かっているか」**という視点から比較することから始めてみましょう。