【ONE PIECE】伝説の海賊ロックス・D・ジーベックは漫画何巻何話で初登場した?
『ONE PIECE(ワンピース)』の物語において、ゴール・D・ロジャー以前の時代に君臨し、その存在すら世界政府に徹底的に隠蔽されてきた伝説の海賊「ロックス・D・ジーベック」。
彼の名前が初めて登場した時、多くの読者に衝撃が走りました。一体、ロックス・D・ジーベックは漫画の何巻何話で初めてその名が明かされたのでしょうか?
この記事では、ロックスの初登場シーンを詳しく解説し、その登場が物語に与えた影響についても深掘りします。
ロックス・D・ジーベックの初登場はワノ国編の終盤!
ロックス・D・ジーベックの名前が初めて明かされたのは、ワノ国編の佳境、漫画108巻に収録されている第957話「Ultimate」です。
この回では、世界情勢が目まぐるしく変化する中で、海軍本部中将・つる、大参謀・センゴク元帥、そして「英雄」ガープといった重要人物たちが、かつて存在した「ロックス海賊団」について語るシーンが描かれました。
初登場シーンの衝撃:世界の常識を覆す情報
第957話「Ultimate」でのロックス初登場は、読者に大きな衝撃を与えました。その理由は以下の通りです。
- 「最強の悪の集合体」: ロックス海賊団には、若き日のエドワード・ニューゲート(白ひげ)、カイドウ、シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)といった、後の四皇となる怪物たちが所属していたことが明かされました。この事実は、彼らを束ねるロックスの圧倒的な強さとカリスマ性を物語っています。
- 「ゴッドバレー事件」: ロックス海賊団が壊滅したとされる38年前の「ゴッドバレー事件」の存在が初めて語られました。この事件では、海軍の英雄ガープが、海賊王ゴール・D・ロジャーと手を組み、ロックスを倒したという驚くべき事実が判明します。
- 世界政府による隠蔽: ロックスに関する情報が、世界政府によって徹底的に隠蔽されてきたことが示唆されました。これは、彼の存在が世界政府にとって極めて不都合な真実と深く関わっていることを意味します。
ロックスの登場が物語に与えた影響
ロックス・D・ジーベックの登場は、それまでの『ONE PIECE』の物語に新たな深みと広がりをもたらしました。
- Dの意志の新たな側面: ロジャーやルフィと同じく「D」の名を持つロックスの登場は、「Dの意志」が必ずしも「自由」や「善」だけを意味するものではない可能性を示唆しました。ロックスが目指した「世界の王」という野望は、支配欲の強さを示しています。
- 歴史の真実への伏線: ゴッドバレー事件の真相や、ロックスの存在が隠蔽された理由が、今後の物語の核心となることが強く示唆されました。「空白の100年」や古代兵器、世界政府の闇など、様々な謎がロックスを起点に解き明かされていくと予想されます。
- 黒ひげとの関連性: ロックスと「D」の名を共有し、その船の名に「ジーベック」を冠する黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)との間に、何らかの繋がりがあることが強く示唆されました。黒ひげがロックスの「意志」を継ぐ者である可能性は、物語の最大の焦点の一つとなっています。
まとめ
伝説の大海賊「ロックス・D・ジーベック」は、漫画108巻、第957話「Ultimate」でその名が初めて明かされました。
彼の登場は、かつての海賊像や歴史の常識を覆し、読者に新たな衝撃と考察の余地を与えました。ロックスの謎が解き明かされる時、ONE PIECEの世界は真の姿を現すことでしょう。今後の物語の展開にますます目が離せません!